Feature 11:スポンサーアカウント及びスポンサーシップ取引
みなさん、こんにちは。今日は技術面でのアナウンスです!
最近、メインネットで2つの新しいトランザクションタイプに関する投票が行われ、マイナーサポートが90%以上となり、2回目のネットワークアップグレードを果たしました。 アソシエーション[feature10]とスポンサーアカウント[feature11]です。 その前には、feature4 についての投票が2019年の夏に行われました。
現在まで、LTOネットワークは14か月以上順調に稼働しており、703,000ブロックが生成されています。
アソシエーションについてがテックペーパー 及びロードマップに記載されているように、スポンサーアカウントも必然的に誕生したものです。 スポンサーアカウントとスポンサーシップトランザクションが機能することにより、スポンサーは別のアドレスのトランザクション料金を支払うことができます。
ブロックチェーンは未だ偏った思考に満ちた分野です。 人々は皆、愛好家か懐疑者のどちらかです。 そのため、ある程度大きなプロジェクトになると、専門家の意見とステークホルダー両方の意見を取り入れてバランスを取ります。 これは、開発中のプロジェクトがそのプロセスにおいてコンソーシアムチェーンを使用する上で、双方による譲歩が必要となる為です。
ほとんどの場合においてコンソーシアムチェーンは、組織が求めているような利点を提供しません。ガバナンス依存のプライバシーと不変性により、分散型システムと集中型システムの違いが結局のところあまり生じないことがよくあります。そしてそれはコスト削減どころかコスト上昇をもたらしプロジェクトは失敗します。LTOネットワークはハイブリッドアーキテクチャでこの問題を解決しています。
LTO Network及びEcosystem Vのメンバーは、トラストレスな環境が成功の要件であることを明示することに関して、最前線にいます。また、ハイブリッドブロックチェーンは、アドホックコラボレーションを可能にするため、コンソーシアムチェーンよりもプライバシーを確保することが可能です。
私たちは、これまで大きな牽引力でそれらを行ってきましたが、ハードルを無くしていく作業は非常に難しいタスクです。ネットワークでのトークン使用は、ハードルの一つになる可能性があります。トークンはその価値を有していることから、組織はそれらを計算できるコストとしてマークすることができません。これにより、組織はトークンの購入と保持を忌避します。
これは、全てのプロジェクトが直面する典型的な問題です。実際の使用に不確定要素を組み合わせることは、最適なメカニズムを構築しない限りうまく機能しないことが考えられます。
私たちはこの問題に対する解決策を、トークンペーパーに明示してあり、その方法はうまく機能しています!インテグレーターは、プロジェクトの全ての参加者のトークンホルダー及びノードオペレーターとしての役割を引き受けますが、ネットワークの分散型の性質を損なうため、必ずしも全ての場合で受け入れられるわけではありません。
その点に関して改善を行いました!
スポンサーアカウントは、ノードの実行とトランザクションの実行をトークンの保有義務から切り離します。トークンは、集中化のリスク無く、プロジェクト全体の単一の管理者が管理します。また、取引手数料を法定通貨で支払うことを許可する要望もあり、スポンサー付きアカウントは(パブリック)ノードのオペレーターに、このニーズを満たす機会を与えます!
スポンサーシップトランザクションに関する概説:
- スポンサードトランザクションはリーストランザクションに類似しています。あなた自身があらゆるアカウントのスポンサーになることができ、取引後にそのアカウントで取引がおこなわれた場合、取引に署名したアカウントではなく、そのアカウントから手数料が差し引かれます。
- スポンサーアカウントへの取引手数料の支払いとしての十分なトークンを所有していない場合、その手数料は代わりに署名アカウントから差し引かれます。両方のアカウントが料金を支払うことができない場合、トランザクションはtxキューに留まり、最終的に失敗します。
- 複数のアカウントをスポンサードすることは可能です。その場合、スポンサーシップはLIFO(後入れ先出し)方式で適用されます。
- スポンサーはカスケードしません。つまり、スポンサーシップを仲介することはできません。
- LTOのバランスが0であるダミースポンサーの数が多いアドレスは、ノードのワークロードを増加させる可能性があります。こうした不正行為を軽減するために、スポンサーアカウントの設定料金は5 LTO以上に設定されます。
- スポンサーシップはいつでも取り消すことができます。キャンセルトランザクション後にスポンサーアカウントによって行われたトランザクションは、スポンサーとして適用されなくなります。
AUMのステーキング、コミュニティへの参加、インテグレーターの拡大により、LTOは着実にマイルストーンを達成し続けています。
あなたも、私たちのビルダー&サポーターとしてTech Chat に参加しましょう!