LTO NetworkとDusk Network、Firm24による株主所有権をトークン化
2020年3月2日
著：ivangbi
Dusk NetworkとLTO Networkは、FIRM24の保有する年間数千の企業の株式所有権をトークン化します。
Firm24は、オランダの大手法人設立プラットフォームで、ベネルクス三国の約25,000社がこの会社のプラットフォームを使用してビジネスを展開及び管理しています。 Firm24は、このコラボレーションによって2020年までに10,000件の新規契約が創出されると予想しています。
2012年まで、オランダにおける企業設立手続きは労働集約的なプロセスで、その途中で公証人の関与が必要となっていました。 新法可決後、それまでの公証人の役割は監督機関が担うこととなり、Firm24はその分野でのワンストップサービスを提供していきました。
最近になりGDPR準拠のブロックチェーン技術の進歩によって、あらゆる業務プロセスの自動化が更に進展しました。 アムステルダムを拠点とするDusk NetworkとLTO Networkは、企業株式のトークン化を実現し、コンプライアンスロジックとビジネスルールに準拠した新システムを構築しました。
“私たちは約10年間、会社設立の手続きに関する全てのプロセスを自動化しました。 そしてDuskとLTOのおかげで、Tokenized Share Registerを展開し、コーポレートアクションを自動化し、顧客をオルタナティブファイナンスの世界に迎え入れる基盤構築の準備が整いました。” Firm24 CEO Martijn Migchelsen
Dusk Networkの使用により、Firm24はコンプライアンスプロセスをプログラムし、Dusk Networkレジャーでトークンを作成できます。LTONetworkは、Dusk NetworkとFirm24間のインターフェイスとなるライブコントラクトを展開して、オンチェーンロジックを展開し、公証人の承認を必要とする全プロセスの処理を実行します。
“Firm24及びLTOとのコラボは、Duskの有用性を広め採用を促す為の好例となるでしょう。この実現が、Dusk Networkを将来的に採用する各セクターに向けたプレゼンテーションとして機能することを期待しています ” Dusk Network ビジネスリード＆ディレクターJelle Pol
実社会の企業間のつながりを活用することで、LTONetworkを多種多様なマーケットセグメントに接続し、既存のシステムをブロックチェーンの世界に引き込むことができます。この一連の流れこそが、ブロックチェーンという複雑なテクノロジーの採用を推進していくための有効な方法となるのです。
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Firm24とは？
2012年に設立されたFirm24は、2015年に設立されたSaaSプロバイダーであるLegalThingsの前身でもあります。LegalThingsはその後進化していき、2017年にはブロックチェーンインテグレーター、独自ネットワークとオープンソースコミュニティを展開する企業としてブランド変更されました。
どちらの企業もLTONetworkに多大なるサポートを与えてくれ、それぞれ異なる市場で機能しています。Firm24は現在LTONetworkメインネットのインテグレーターの一つでもあります。
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