総供給量の11%にあたる50M LTOを財団保有分からバーン
2018-2019年の多くのプロジェクトが、短期的な市場のスパイクを生むためにトークンバーンを乱用しました。今回の我々の決定はそうした性質のものではなく、ガバナンスに関連した2つの論理的な理由を元に行ったものです。
LTOブロックチェーンの成長価値を尊重
2019年1月からLTOネットワークのメインネットが稼働を始め、その利用状況は、最も利用されているブロックチェーントップ20に入るまでに成長しています。多くのプロジェクトのような、単なるコンセプトやパイロットチェーンではなく、実際に利用されています:
- B2Bインテグレータによる証明書、電子署名、ワークフローステップなどのデジタルデータのハッシュイベントとタイムスタンプ活用
- ネットワークでステークされている合計52M以上のLTO。これは2,000,000,000ドル以上の価値であり循環供給の約25%に相当
- 新機能の実装と、従来存在していたバグを解決した2つの大規模なネットワークのアップグレード(2019年夏と2020年春)
ユーザーやホルダーは常に、ネットワークが適切なガバナンスとトークンの分配を行っていることを確認する必要があります。これは51%を手に入れることができる当事者が存在してはならないことを意味します。
過去2年間に観察された、チームや財団が供給をコントロールしすぎる傾向は健全ではありません。特に、正しいトークンの分配がセキュリティに不可欠なProof of Stakeに関わる場合は尚更です。私たちはその改善を考えています。
高いネットワークセキュリティの維持
LTOネットワークのパブリックブロックチェーンは誰にも管理されていません。
チームによるブートストラップノードは合計95個のうち6個しかなく、コミュニティ参加度の高さを示しています。これは過去数ヶ月間の平均的な数字で±7の範囲内で安定しています。
他の多くのネットワークとは異なり、ノードを運営するための不健全な補助金はありません。PoSチェーンで重要なのはトークンの分配に関する部分です。
ガバナンスは、ブロックチェーン/暗号業界が始まった当初から広く議論されてきたトピックです。LTO Networkのようなハイブリッドブロックチェーンでは、ガバナンスは様々な形で行われます:
トークン配布に関する改善:ファンデーションバーン
51%の力は、トークンの所有権に大きく依存しています。もちろん、1つはその方程式を混乱させるステークデリバティブ、融資、その他の金融サービスに関連付けて話すこともできます。しかし、現状ではそれは単純です。
私たちはこれまで、ネットワーク上で起こる主要な決定に投票するために財団が50M LTOを保有していました。これについては移動せず、循環に回さないことになっていました。実際に私たちはそれを利用したことはありませんし、投票のためにその供給量を使うこともありませんでした。
しかし、全体にとってより健全な形にするにはこの部分を取り除く必要があります。
実際には2019年から供給量の大半が流通しており、一度も触れられていないチームウォレットだけが段階的にアンロックされている状態です。コミュニティインセンティブ供給は非常にゆっくりとリリースされており、クールなマーケティング活動に利用されています。M&Aウォレットは2021年後半まで触れらることはありません。詳細は更新された透明性レポートをご覧ください:
今回の措置:
- 50M LTOが財団のメインネット・ウォレットからBinanceアカウントに転送: https://explorer.lto.network/transactions/E2W3kPRHwQdPjX5eVmXJkxRyCHu6Re8p7qwZweBMdqit
- Binanceから一時的なEthereumウォレットに50M LTOを出金 :https://etherscan.io/tx/0x8fd8a60082e950298f49382d3b25012809cb0aa119e6cb15c8f328b901ea2fc6
- そのEthereumウォレットから50Mをバーン https://etherscan.io/tx/0x191ea08e95f9e87d7611ffe6c624be5a5ad82f390e2f77c22bb2ee516850a3a9
これにより総供給量は永遠に404M LTO以下になりました。更に言えば今後のトークンエコノミクスアップグレードで、この資産は実際にデフレになるかもしれません。
総供給403M LTOのうち211M LTO以上は既に流通しており、これは52%以上を占めていることになります。残りの100M以上が誰の所有権もないことを考えると、トークン供給の集中化の割合はさらに低いものとなります。
総供給量に関してはCoinmarketcapやCoingecko で今後更新されるでしょう。
メインネットのアップグレードに関連する更なるガバナンスの問題は、利害関係者にとってより公平なものとなり、全体的なネットワークセキュリティはより高くなりました。
追加ステップ:BinanceによるLTOメインネットサポート
そうです!LTOに存在する3つのチェーンのLTOはすべてBinance.comの入出金オプションとして追加されました。
Announcement: binance.zendesk.com/hc/en-us/articles/360043989332
トークンはメインネット側からBinanceに預け入れ、Ethereum側から出金しました。これは基本的にBinance上でのトークンの保有量のバランスを良いものにし、異なるチェーンユーザーにサービス提供することを可能にします。Binanceとの入出金をすることで既存のブリッジの代替にもなります。
ユーザーにさらなるパワーを!!!
スワップする必要はなく3つのチェーンすべてがサポートされます。ネットワークをサポートしながら報酬を得る場合はメインネットトークンでステーキングしましょう!
私たちは、トークンエコノミクスと同様に、流動性や取引条件全体の改善に取り組んでいきます。6月後半に行われるメインネットアップグレードにご期待ください。
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