オンライン個人認証とブロックチェーン&対COVID-19対策アプリ開発について

ブログ 🇯🇵 - LTO Network Published on: Apr 02, 2020 Last updated: Apr 02, 2020

COVID-19によりテレワークのアプリケーションが好調

オンライン個人認証の需要がCOVID-19により急上昇してる記事を読みました。
これがきっかけに、テレワークが発達するのではないでしょうか。
アプリケーションやシステムの開発も進む予感がします。
オンラインの個人認証の需要も増加しているそうです。特にヨーロッパです。
医療分野ではPassbaseという、ドイツの遠隔医療プラットフォームTeleClinic。
認証サービスを提供しているVeriffというスタートアップ。
個人認証やKYCを提供しているAuthenteq。
企業内チャットサービス、SlackもCOVID-19の影響で需要が急増して絶好調のようです。

テレワークが今後、発展していくと考えられますが、LTO NETWORKと提携しているアプリケーションがその威力は発揮するでしょう。

v-id.jpg

最初の記事でも紹介したが、あらゆるメールのあらゆる添付ファイルを保護してくれます。
このアプリケーションがLTO NetworkのNODEにリンクすることでより安全にシームレスにファイルをやりとりができます。
書類にQRコードを挿入しておけば、その書類を印刷してスキャンした時にそれが本物であるか確認ができます。
ログインする必要もありません。

IMAGE ALT TEXT HERE

前回の記事でも紹介しましたが、、IBM社のInternet of Environments(IoE)でのコラボレーションでも注目したいところです。
LTOネットワークは、V-IDインタフェースのアンカリングブロックチェーンのオプションの一つとして提供されています。
V-IDはアンカリングのためにLTOを必要としますが、LTOは文書を真正なものとして保障したり維持したりするためにV-IDを必要としません。
V-IDは、LTOトランザクションを実行する企業に提供されるソリューショソリューションの一つです。

proofi.jpg
lot38.jpg

このアプリケーションは免許証かパスポート、写真付きの証明書と顔認証で登録します。
認証されると、自分が本物でるとと独自のデジタル著名を提供してくれます。
情報漏洩など大半がメールから発生します。例えばフィッシング詐欺メールなど。日々進化しています。
このアプリケーションはこの問題を解決してくれます。
全ての通信をProofiで署名することにより”なりすまし詐欺”が不可能になります。
現在はベータ版でGmailのみ対応しています。
将来はより多くのメールに対応していく予定です。

fillthdoc.jpg

ドキュメント自動化ツール。
最近、個人から企業までも利用できるように提供されています。
パワーユーザー向けに利用した場合、複雑な内容のドキュメントや契約書を使いやすくシンプルなインターフェースでプログラミンができます。

IMAGE ALT TEXT HERE

現在、Word版が公開されていて、複数のクライアントが利用しています。
ドキュメントや契約書の作成プロセスを自動化できます。
詳しくは
‘Fillthedoc’ —市場最強のドキュメント自動化ツール(参考)

契約書などは日本では特に不動産などは法令などがあるので、すぐの導入は難しいですが、ワード版もあるので独自のものに開発できるのではないでしょうか。

Oracleのデーターベースからデータを取り込んで自動化することもできるでしょう。
Microsoft Dynamics NAVやSAP、Salesforceからデータを取り込んでもいいですね。

不動産とは別に、あらかじめ会社のサーバに契約するためのデータを保存しておき、回答に応じて自動作成できるようにしておく。
営業に行った時にネットを通じて契約書を作成しPDFかワードで受け取り、近くのコンビニのコピー機で印刷したりできるでしょう。

fillthedoc インターフェイスの背後にある JavaScript エンジンで動いているので、カスタマイズして回答に応じていろいろな文書を作成できます。

工事現場では
工事におけるチェック項目を回答しながらデジタル文書を作成し、PDFやワードとして受け取る。

会議での議事録
あらかじめ、メンバーのデータがあり、回答に従って議事録のフォーマットが作成され、ワードで受け取っておく。
会議終了後に内容を入力しておく。
TV電話会議後にメンバーに送信することができます。

就職などの面接
企業の秘密保持契約書などは回答しながら自動で作成できるのではないでしょうか。
それをワードとして受け取り印刷して使用する。(PDFでも良い)

インフラ系のSEなどは、サーバ運用においてOSなどの環境によりチェック項目が異なります。
あらかじめそれらをデータとして保存しておいて、対応する時に環境に応じて作業者が回答しながら自動でチェック項目の一覧表を自動で作成。
作業後の報告書も自動作成しておき、ワードで受け取り作業終了後に作業結果を入力してメールに添付。

積算設計などは
メーカーにより部品や製品の値段が違います。
そういうデータをデータベースに保存しておき、簡単な積算ならば回答しながら自動的に見積書などが作成できるのではないでしょうか。
その内訳となる表も自動作成すれば、作業時間が短縮できます。

※私はこれをエクセルで作りました。
データベースをエクセルで作り。関数とVBAを駆使してワードとリンク。
回答しながらの自動作成はできませんでしたが可能な限り自動化しました。

カルテなんか作れないだろうか?
COVID-19の症状が海外からのニュースで分かっているので、電話などの診察で患者の回答によりカルテ及び書類を自動作成し、可能性が高い場合は患者さんにどう動いてもらうか指示する書類を作成。または電話やメールで対応。これから紹介するCOVID-19アプリ「1Point5App」との連携も良いのでは。

こられの一連のLTO NETWORKのアプリケーションはテレワーク普及の中で威力を発揮すると思います。
その他、以前の記事で紹介したCapptionsと言うアプリケーションは建築などの工事現場で働く人には有効。
仕事とはいえ、出来る限り人との接触を避けるには良いアプリケーションです。

社会的距離相互維持アプリ1Point5App

LTONetworkに関係していませんが、COVID-19との闘いにLTO Networkが貢献しています。
きっかけとなったのはLTO Networkのメンバーの一人がCOVID-19に感染し無事に回復しました。
かなり症状は酷かったそうです。
LTONetworkはオランダが本拠地なのですが、オランダ政府は社会生活においてそれぞれが1.5メートル以上の距離を保つようにというガイドラインを発表しています。
その1.5mの距離を保つために1Point5Appが開発されています。

![IMAGE ALT TEXT HERE]

1Point5App.jpg

当初、大げさだと思いましたが、根拠があり納得しました。
WHOによると新型コロナウィルスは対外に出ても3時間以上生きることができます。
ステンレスやプラスチック表面に着けば2,3日。厚紙の表面なら24時間、ウィルスは生きられます。
TVでも報道されているように、手洗いが大事なのです。
空気中では3時間生きられます。
くしゃみをすると飛沫は1.8m飛びます。
感染していれば、ウィルスが含まれるた飛沫が時速80Kmで飛びます。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか(参照)

それらの飛沫を浴びないためには、他人との距離を1.5m以上、離れないといけません。

COVID-19.jpg


COVID-19: WHY WE SHOULD ALL WEAR MASKS — THERE IS NEW SCIENTIFIC RATIONALEより引用

この他人との距離を保ちながら歩くのは大変です。
そのため、このアプリが開発されました。
現在はバージョン1.0です。
さらなる機能を追加するため世界中から多くのエンジニアが集まり意見やサポートが寄せられています。
1Point5Appは、データの収集、資金調達、販売といった利益を得るためではない情熱的なプロジェクトです。
皆様のご参加をお待ちしております!
詳しくは
COVID-19 Survivorによる社会的距離相互維持アプリ1Point5App

Takeshi

Japanese Community Manager