LTO Network — 2021年第一四半期の概要
LTO Networkの2021年第1四半期の業績を一言でまとめるとしたら、それは「すごい🔥」です。これを達成できたのは、素晴らしいコミュニティと素晴らしいチームのおかげです。今こそ、達成内容を総括する時です。このレポートでは、今年最初の3カ月間(第1四半期)の業績をまとめることに重点を置いていきます。新規顧客やパートナー、オンチェーン・メトリクス、トークンの使用状況などについて詳しく説明していきます。
最も注目すべき成果 :
- メインネットでの1日あたりのトランザクション件数が10万を突破
- Binance Smart Chain(BEP20)でLTOトークンが利用可能に
- Drepとのパートナーシップにより、分散型アイデンティティを通じたEUとアジア間のDeFiエコシステムを実現
- LTO認証済みフェイスマスクの第一弾を配布
- デジタル・シェア・レジストリに関するDusk Networkとのパートナーシップ
- PancakeSwapの上場と流動性プログラム
- Sphereonとの企業向けデジタルウォレットに関する提携
- LTOの分散型アイデンティティソリューションを統合するためのEffect Networkとのパートナーシップ
Binance Smart Chain(BEP20)でLTOトークンが利用可能に
Binance Smart Chainの人気が高まりと、Ethereumのガス料金の爆発的な高騰を鑑みて、Binance Smart ChainでBEP20 LTOトークンをリリースすることにしました。Binance Smart Chainは、スマートコントラクトを実現するために設計されたBinanceのパラレルチェーンであり、Ethereum Virtual Machine対応環境を実装しています。
LTO Networkは独自のメインネットを持っていますが、トークンはBinance ChainではBEP-2として、EthereumではERC-20として存在します。これは、より流動性を改善し、将来的に様々なDeFiプロトコルにLTOを統合することを可能にするためのものです。現時点では、LTO BEP20がリストに追加され、Binance Chain Walletでサポートされています。
DREP社と提携し、分散型アイデンティティによるEU-アジア間のDeFiエコシステムの実現を目指す
LTO Networkは、ユーザーのプライバシーを強化し、GDPRに準拠した相互運用可能なビジネスID関連製品を統合する分散型アイデンティティ・プラットフォームを構築します。
今回の提携により、DREPはLTO Networkと協力してGDPRに準拠した分散型アイデンティティ・プラットフォームを構築します。この新しいプラットフォームは、DREP IDおよびDREP Reputation Protocolと連携し、互いの強みを活かして、技術面だけでなく一般的なビジネス展開においても、その可能性を広げていきます。
LTO認証を取得したフェイスマスクの第一弾を配布
COVID-19の危機が始まって以来、オランダ政府は2020年に8億5700万ユーロ相当のフェイスマスクを輸入しています。LTOは、NENと提携してオランダのフェイスマスクをスマートQRコードで認証・検証活動を開始しました。NENとLTO Networkは、LTO Networkのブロックチェーンと連動したスマートQRコードを提供します。このようにして、フェイスマスクが有効で政府に承認されているかどうかを、誰もが一目で確認することができます。これにより、質の保証された本物であることが保証され、ユーザー自身が簡単に確認することができるようになります。
NENについて
確実な合意は重要であり、安全性が脅かされているのであれば、その重要性はさらに高まります。NENは、オランダの標準化の中心です。NENは、当事者同士が明確で使いやすい条件に合意し、それを実行するための支援を行っています。また、オランダの企業や関係者が国際的なレベルで他国のセンターと協定を結ぶことも支援しています。
Dusk Networkとデジタル株式登録で提携
LTO NetworkとDusk Networkは、オランダの企業にブロックチェーンの恩恵を付与する為のアクセスを提供します。DuskとLTOのパートナーシップは、オランダのデジタルシェアレジストリを強化し、毎年何千もの企業の株式所有権をトークン化していきます。最近リリースされたデジタルシェアレジストリにより、このコラボレーションは次の段階であるDusk Networkでのトークン化に移行していきます。
デジタル・シェア・レジストリは頻繁にニュースで取り上げられています。現在、欧州では、オランダにデジタル法人を導入することを義務付ける法律が制定されています。オランダ政府は2021年8月1日までにこの法律を発効させる必要があります。また、オランダ王立民法公証人協会(KNB)は、デジタル株式登記の要望を確認しています。
今回、LTO NetworkとDusk Networkは、先日発表されたDigital Share Registryを両社のブロックチェーンソリューションを強化していく為に協力していきます。つまり、両社は共同でTokenized Share Registryを構築します。
PancakeSwap上場と流動性プログラム
3月23日、LTO NetwworkはPancakeSwapに正式に上場しました。
PancakeSwapは、Binance Smart Chain上で動作する分散型金融アプリケーションです。PancakeSwapは、EthereumのSushiSwapをBinance Smart Chain上で動作させたもので、ユーザーにとってはより迅速で安価な取引が可能となります。
また、LTO NetworkとPancakeSwapは、BNB-LTOの流動性プロバイダーのためのステーキングファームの展開にも成功しました。流動性プロバイダーは、BNB-LTO LPトークンをステークし、報酬としてCAKEトークンを得ることができます。
PancakeSwapの流動性プロバイダーになるにはステップガイドに従ってください。
Sphereonと企業向けデジタルウォレットで提携
SphereonとLTO Networkは、申請やオンボーディングのプロセスを大幅に短縮し、改善するための新しいプロジェクトで提携しました。
MyCompanyWalletアプリにより、企業は、ほとんどの企業間協定や取引に基づく必要な情報を自動的に交換/検証することができます。
企業向けのMyCompanyWalletアプリは、権限を持つ企業役員の個人IDと、検証可能な認証情報(VC)としてデータを保持する関連するウォレットにより構成されています。
このデータを検証可能な証明書/プレゼンテーションとして共有することで、データを受け取ったリクエスト側(例えば通信事業者)は、自動的にデータを取り込み、その信憑性を検証してデータを信頼することができる。その結果、企業は申請手続きをより迅速に行うことができます。
LTOの分散型アイデンティティ・ソリューションを統合するためにEffect Networkと提携
Effect Networkは、LTOの分散型アイデンティティソリューションを、メインネットのローンチと同時にEffect Forceエコシステムに統合し、ユーザーのプライバシーを強化するとともに、GDPRに準拠した相互運用可能なビジネスアイデンティティ関連製品を統合することになりました。
今回の提携により、LTO NetworkはEffect Networkと協力して、GDPRに準拠した分散型アイデンティティプラットフォームをEffect NetworkのWorkForce専用のユーザーインターフェースに統合します。そのため、この新しい統合は、Effect Forceのプラットフォームに直接接続されます。
オンチェーン性能
トランザクション:最も利用されているブロックチェーンの一つ
既に多くの稼働中の製品やプロジェクトがある一方で、活発な開発中のユースケースの中には、まだ本番に展開されていないものも増えています。世界で最も使用されているブロックチェーンの1つとしてのLTO Networkは、毎日平均10万件以上のトランザクションを処理しています。これらのトランザクションは、実際の企業やインテグレーター、およびその顧客により作成されているものです。ほとんどの場合、ワークフローステップやデジタル署名などのデジタルデータの存在証明としてアンカリングを利用していますが、検証可能な証明書によってこれを拡大することを検討しています。
Staking AUM
LTOメインネット上のステーキングAUM(運用資産)は、安定したペースで増加を続けています。ステーキング総額は3月に1億3,500万LTOを超えてピークに達し、これは流通量全体の半分近くにあたります。
ノードを立ち上げてネットワークに参加してみませんか?
興味があればこちらのガイドをご覧ください。
結論から言うと、2021年の第1四半期は、LTO Networkにとって非常に充実した忙しい期間でした。ブロックチェーン側のリクエストや採用数が大幅に増加しており、私たちが目指す未来に一歩ずつ近づいていることを実感しています。チームは、これまでも目標を達成するために懸命に働いてきました。そのことをとても誇りに思っていますし、私たちと一緒に全てを乗り越えてきた素晴らしいコミュニティにも感謝したいと思います。
私たちはこれからも、この素晴らしい業界に貢献していきます!
最後になりましたが、最近、LTO NetworkはInstagramとFacebookのページを開設しました。ぜひフォローして、LTO Networkの最新情報を下記リンクから手に入れてください。
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